【ZERO TO HERO】停止/再開の手引き書

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はじめに、一般的にEAを停止すべきタイミングを伝えます。

EA停止タイミング

①月曜の朝(AM5時~AM11時00分まで)

週明けアジア市場が急速に動くのでEAは停止をすべき。
月曜の朝は先週金曜日の深夜までのチャートの動きと
スプレッドの幅を計測し「値」が飛びます。
なのでその時点でEAを稼働していると
一気に負債を抱える恐れがあります。

②金曜の夜(PM8時~土曜のAM4時)

一般のトレーダー(機関投資家も含む)は、
①の事象を嫌います。
つまり、オーバーウィーク(週をまたいで取引)すると
月曜日朝に値が飛ぶため、細かいコントロールが効きません。
そのため、早い人は木曜の夜にはトレードを終え、翌週に備えます。

③大きな経済指標発表のある時間(指標の1時間前までには停止する)

経済指標の発表時に取引をすると
方向性が見失われるため、ロジックが正しく稼働しません。

経済指標とは・・・

世界各国が自国の、前月もしくは4半期の経済状況(指標)を数値化し世界的に「発表」をする行事です。
例えばアメリカの雇用統計では”失業率、平均時給率、雇用者数等”が発表され、
失業率が前回よりも高い。という発表があったとすると、
「アメリカでの失業者数が多くなった。景気が悪い。ドルを持っていてもこの先価値が下がるだろうから手放そう。」
と行動をするトレーダーが増え、その行動は発表と同時に急速にチャートに現れます。

チャートとは、言わば政治や政界情勢がダイレクトに表れる鏡だと思ってください。
政治家の発言、アメリカやそのほかの国の経済状況を数値化し発表が行われるとダイレクトにチャートに反映されます。
それが「経済指標発表」です。
※経済指標発表の日時は決まっています。
↓様々な証券会社がカレンダー化しているので見やすいものをえらんでください。

・例)指標発表カレンダー(みんかぶFX)
https://fx.minkabu.jp/indicators

指標発表に関しては、別途記事を用意しておきます。

その経済指標ですが、
最低でも発表の1時間前にはポジションを決済してください。

とはいえ、すべての指標発表が対象ではありません

ZEROで使う通貨ペアは3つ
EURUSD(ユーロドル)
USDJPY(ドル円)
AUDCAD(オジカナ)
です。
指標発表も上記チャートに影響しない発表もあります。
そして、発表の内容によってはチャートに影響のない発表もあります。
つまり大小があると覚えておいてください。

決定的に停止すべきは以下4つ

1.アメリカ雇用統計

2.アメリカ消費者物価指数(CPI)

3.アメリカ政策金利発表(パウエル議長の会見含む時間)

4.日銀政策金利発表(総裁の会見含む時間)

この4つは発表時刻までに絶対に停止してください。

④月末月初(28日~翌1日)

✅月末(月末最終営業日~前後1日程度)

  1. 実需筋のフローが集中する
    • 輸出入企業、ファンド、機関投資家などが月末に「実需(本当に必要な為替両替)」のために大量の取引を行います。
    • 特に月末リバランス(資産配分調整)やヘッジの巻き戻しが起きることで、予測しにくい大きな為替変動が発生します。
  2. 経済指標や四半期末決算の影響
    • 米国の個人所得、支出、PCE、ユーロ圏CPIなど重要指標が月末に集中する傾向があり、それによりアルゴリズム取引や投機筋が一時的に荒い動きを起こすことがあります。
  3. 薄商いとスプレッド拡大
    • 月末にはポジション調整で市場参加者が減る時間帯があり、流動性が低下してスプレッドが広がることがあります。

✅ 月初(1~3営業日目)

月初は機関投資家の新しい資金投入や戦略切り替えの時期で、方向感のない乱高下が起きやすく、テクニカルが効きにくくなる。

経済指標ラッシュ(特に米雇用統計)

毎月第1金曜日は米国雇用統計(NFP)が発表されるため、
それまでに先回りした投機的な動きが出やすく、値動きが荒くなる。

新たなフローの始まり

月初は機関投資家の新しい資金投入や戦略切り替えの時期で、
方向感のない乱高下が起きやすく、テクニカルが効きにくくなる。

【動画解説】アルゴリズム取引を特定の通貨ペアだけ個別に停止する方法

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